BATS

BASEMARK AUTOMOTIVE TEST SUITE

概要

BATS: Basemark Automotive Test Suite

グローバルに採用が進んでいるBasemark Oy (フィンランド、以下「Basemark」)の製品「BATS」を、当社がプロジェクトでの活用から本格導入まで迅速に対応します。

Basemark Automotive Test Suite (BATS) は、Basemarkが提供する、車載用SoCの導入検討や開発を行う全ての方にとって不可欠なパフォーマンス評価ツールです。
自動車業界のOEM、サプライヤー、SoCやIP企業のニーズに合わせて設計されており、SoCベンダーのベンチマークに頼らず画一的な性能比較および評価を行えます。また、車載向けHMIの開発前や開発中において、ボトルネックの早期発見に貢献します。

Basemarkは、組み込みやミッションクリティカルなアプリケーションにおいて豊富な経験を持つ企業です。ベンチマーク、グラフィックス、およびコンピューティングソリューションに関する高い専門知識を保有し、全てのレベルの自動運転におけるエコシステムソフトウェアやハードウェア開発をサポートする包括的なソリューションを提供しています。

Basemark : https://www.basemark.com/

 

Webinar オンデマンド

BATS で実現する開発改善

BATSが車載用HMI開発における時間とコストの削減にどの様に活用できるのかを、BasemarkのHMI開発エキスパートが解説します。

特徴

BATSとは

BATSは、メーター、IVI、自動運転システムに最適なプロセッサー/ SoCのグラフィック性能を客観的、定量的に検討・検証が行える評価ツールです。ターゲットSoCに必要なパフォーマンスの分析を実現し、現在に限らず次世代開発のロードマップでのシステムの部品コスト、消費電力、パフォーマンス能力を最適化することで、研究開発や調達におけるリスクを大幅に軽減します。

 

パフォーマンスを見える化

BATSは客観的なデータを提供し、様々なSoCの専門的な分析を可能にすることで、研究開発のソフトウェア仕様に最適なものを見つけられます。パフォーマンス評価ではWindows・Linux・Android上で動作するSoCに対応しており、マシンビジョン・メーター ・IVIを評価します。1つのSoCで既存の車両システムにL2/L3の自動化を追加したり、複数のSoCで新しいL4/L5に向けた自律的なシステムの検討が可能です。また、BATSは指定のシステムにおいて、同時に処理できる画面、カメラ、アルゴリズムを設定し検証することもできます。

「what-if」シナリオでのパフォーマンス検証例

例1:現在使用しているSoCが、次世代機能への対応が可能かを検証。
例2:ソフトウェア開発におけるパラメータ最適化を容易にし、スムーズな開発へと導く。

 

 

エスディーテックとBasemarkが提供するHMI開発の未来

Basemarkはヨーロッパや北米を含む主要な自動車OEM向けに、L4/L5自動運転、コクピット内ARアプリケーション、メーター、IVIを開発している世界各国の自動車OEMやTier1企業と提携しています。その豊富な経験と、業界標準のパフォーマンス評価ソフトウェアを開発してきた実績から、現場での需要が高い機能を搭載した高品質な車載用SoC評価ツールの独自開発へと繋がりました。
エスディーテックはBasemarkと提携し、複雑化してゆくHMIの開発において適切な評価ツールを提供することで、最先端のHMIエクスペリエンスを実現します。

 

Image Gallery

 

BATS1.0 構成

※ 構成の詳細については、下記【お問い合わせ】よりご連絡ください。

 

動作環境

BATSは、幅広いハードウェアとOSをサポートしています。
スイート内の全テストを実行するには、以下の環境をサポートするOSとハードウェアが必須です。

OpenGL ES 3.1+
Vulkan 1.0+
Open GL ES 2.0 SC
Open CV 4.0+
Open CL 1.2+

※ BATS 提供形式:Android・Linux(x86-64、ARM64)の標準バイナリを含む、C++ソースコードパッケージ
※ その他のバイナリの提供や環境については、別途ご相談ください。

 

お問い合わせ

BATS: Basemark Automotive Test Suite の提供方法・価格等については Contact からお気軽にお問い合わせください