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エスディーテックでは、デザイン、エンジニアリング、機械学習研究開発など、多様な分野のプロフェッショナルが働いています。 それぞれの専門性を活かして、共にヒトに長く愛されるものづくりをしませんか。

働く仲間にインタビュー(エンジニア編)

働く仲間にインタビュー

エスディーテックで働くエンジニア職の4名にお話を伺いました。エンジニアから見たエスディーテックの特徴や魅力などについて、座談会形式で語って頂きました。

デザインエンジニアリング1部
エンジニア
齊藤 啓介さん

業務内容
iOSやAndroidのアプリ開発で、フロントエンドと呼ばれるところをやっています。アプリケーションの見た目や操作に関わる部分です。 コーディングだけでなく、お客様の要望をヒアリングして仕様を考えるといったこともやっています。
入社のキッカケ
以前は楽器メーカーで電子楽器を開発していました。昨今の流れとして、スマホライクに扱えるようにとかGUIの重要性をひしひしと感じていたところがありました。ユーザーにとって、より使いやすい製品開発を行うためのスキルアップに取り組んでいきたいと思い、sdtechに入りました。

デザインエンジニアリング2部
エンジニア
酒谷 佳寛さん

業務内容
データ分析や機械学習を使ったPoC開発などが多いです。お客様が持っているデータを使って「こういう感じのサービスをしたいんだけど」といった要望に対して、サービスの具現化を提案します。また、実際に何かを予測したり推薦したりするような機械学習のモデル開発も行います。
入社のキッカケ
新卒の就活時、求人サイトでsdtechを知り、Webサイトを見て「人の理解」をベースにモノづくりをしているところにすごく惹かれました。
当時、適応的HMIというのものをWebサイトで紹介していて、ユーザーの状態を測り、適切な状態になるようなUI/UXを設計してユーザーにフィードバックする、というコンセプトがすごく面白いなと思い入社を志望しました。

デザインエンジニアリング3部
エンジニア
中村 直樹さん

業務内容
3D関連の仕事がメインで、車のセンターディスプレイの設定画面に使う3Dコンテンツの開発など手掛けています。3Dなので、デザイナとエンジニアで共創して進めていて、エンジニアは、例えばシェーダーという3Dの表現を色々と処理できるプログラムを使って表現を調整したりしています。
入社のキッカケ
sdtech設立前から社長の川端と仕事をしており、モバイル向けの3Dライブラリなどを作っていた会社で、自分も3Dライブラリやエンジン等を作ってみたいという思いで入社しました。その後川端がよりデザインエンジニアリングに注力した会社を立ち上げたので、ぜひジョインしたいと思い、sdtechに入りました。

デザインエンジニアリング3部
エンジニア
野田 雄也さん

業務内容
抽象的になりますが今はツール開発をやっています。例えば車載ディスプレイの画面作成の量産プロジェクトにおいて、効率よく進めるための補助的なツールをexcelやPythonなどで作ったりしています。
あとは、作成したデザインデータが実際の目にはどう映るかといった、見た目の担保を行うための補助ツールなども作成しています。

入社のキッカケ
協力会社としてsdtechとプロジェクトを行ったことがあり、その時にsdtechのマインドや仕事の進め方に惹かれるところがありました。それまで開発とデザインを紐づけることはあまりなかった中でsdtechはそこを常に意識して作っていて、一貫したモノづくりみたいなところに「これだ!」と思い、入社しました。

sdtechでのお仕事について

齊藤 社内では並行してプロジェクトがたくさん走っているので、すべては把握できてないですが、感覚的に半分くらいが車載系のHMI開発で、あとの半分はその他いろいろっていう印象ですかね。 自分の担当も車が半分で、アプリ開発が半分っていう感じです。なので、色々やれて楽しいなと。 自分以外のプロジェクトで、例えば、京セラ様との仕事で『空中ディスプレイ』のデモ開発は楽しかったですね。何もない空間上に、魚とか指輪の3D映像が見えていて、その映像の中にユーザーが手をかざすと、インタラクティブに反応するデモ。 →空中ディスプレイの詳細はこちら あと、少し前にChatGPTを活用した取り組みもありましたよね。面白そうだなーと思ってました。

酒谷 生成AIを使ってフォトリアリスティックな画像を生成し、それを案件に活用するみたいなものもありましたね。

齊藤 目新しさとか、珍しいプロジェクトとかもあって、バリエーションが豊富なので、すごい楽しいです。

エンジニアとデザイナの共創について

齊藤 お客様への提案時に、デザイナとエンジニアで揉んでからお客様に提案できるというところは良いですね。あまり実現性がないとか、無謀なものをお客様に提案しちゃうみたいなことはsdtechではないですね。 それはやはり社内でしっかりエンジニアとデザイナがディスカッションできる環境があるからこそできること。 デザイナ観点の要件や仕様を、エンジニアが見て「ちょっと実装は難しいかな」と、お客様に出す前に気づけたりすることは、ありますね。

中村 逆のケースもありますね。 デザイナ的に難しいかなと思っていたことが、エンジニアが見るとわりとすぐに解決できることもあります。

齊藤 あと、お客さんの納期や予算が決まっている中で、その予算内で一番いいものを作りたいっていう相談が多いと思うんですが、要求を達成するためのバリエーションがいくつかあって、その選択の際に、工数的にはこれがいいよねとか、デザイン面とエンジニアリング面のクロスするところというか、一番最適なポイントを探れるっていうのは、あると思います。

野田 例えば、デザインを実装側へ落とし込む際のフローといったところは、やっぱりデザイナだけでは難しくて、どういうデータを作ってどういう型にはめれば、こういう実装データまで落とし込むことができる、といったことをエンジニアがハンドリングしたりします。こんな感じでデザイナとエンジニアが一緒に考えることができるのは良いことだなと思いますね。

酒谷 機械学習だと、例えば、機械学習のモデルを学習するとなった時に、論文とかを見ると、正解率や精度みたいな話ばかりですが、デザイナと一緒に仕事をすると、「こういうユーザー体験をさせたいから、こういう指標に最適化する必要があるね」という感じになります。sdtechでは『利用時品質』と良く言いますが、デザイナと一緒に仕事をするからこそ、そういったところをストレートに目指せるし、単に性能がいいだけで実際は役に立たないものを作るというリスクを解消できていると感じます。

中村 3D関連では、お客様の要求を3Dに落とし込むときに、デザイナとしては難易度が高くなるからこういうことはしたくない、という部分もどうしても出てくるんですが「そこはこういう風にやってみましょうよ」みたいにエンジニアから提案できたり、逆にエンジニアリングでは難しそうことでも、デザイナに相談すると「こういったツールがあるので全然簡単ですよ」みたいな提案もしてくれます。 なので、エンジニアとデザイナは持ちつ持たれつ、みたいな感じですね。 開発において「こんなツールを作ったら、こういった部分が楽できるね」とかもデザイナとエンジニアで話しているからこそできるんだと思います。 エンジニアとデザイナができない部分を補い合って、ちゃんといいモノを作っているのが、すごく良いと感じます。 長い間デザイナと密に連携してきたので実感はないのですが、他の会社では、「デザイナが独りよがりで、こういうデザインするんだよ」みたいなこともよくあるようなので、そういう話を聞くと、あぁsdtechで良かったなと。

野田 すごく分かります。 私も、こんなアニメーションにしたいといった要求を頂くのですが、その実現には、工数とか見た目の兼ね合いとかあって、色々難しいときもあるんです。 それが、デザイナも一緒にいることで妥協点を探れるっていうのはいいなと。要求元に返すにしても、こういう表現だったら見た目も損なわずに、工数も下げられますよ、というような提案もできます。 特にアニメーションって、例えば大雑把に0.5秒かけて上に出して欲しいみたいな要求があったとして、上に出すにしても、アニメーションの加速度とか、そういったところをフィーリング的に感じ取らなきゃいけない。そこはエンジニアだけでやってしまうと、ちょっと独りよがりな感じになってしまうところも、デザイナ観点が入ることで人の目に合った優しいアニメーションになるってこともあります。 その結果、要求元も納得してくれたり、喜んでくれたり。デザインだけだとダメだし、エンジニアだけでもダメなことは多々ありますね。

インタビュー2

sdtechエンジニアの気質はどんな感じ?

中村 頂いた要求に対して、すぐできませんとは言いません。 難しそうなお題も、まずは考えてみます。デザイナさんも含めて考えてみます。その上で「無理だね」となればもちろん諦めます。 でも一回は必ずチャレンジしますね。どこまでならできるだろうって。 お客様に「できません」って言ったらそれで終わりですが、どこまでならできそうか揉むっていうのは、エンジニアリングというか、仕事に対する心構えですかね。 諦めずに「ここまでならできそう」といったことを伝えると、お客様も「それでも有りだね」とか「どこまでならやれますかね?」みたいな話になることもあります。

齊藤 最初話したように、sdtechには多種多様な相談が来るんですが、僕は結構いろんなことやりたいなって思うタイプなので、バリエーション多い方が嬉しいですね。 もちろんエンジニアによっては、特定の分野に特化してエキスパートになっていきたいっていう方もいるので、本当に人それぞれかなと思いますし、実際sdtechにもいろんなタイプの方がいるので、そういう面でも面白いですね。 社内の仲間を知れば知るほど「あ、この人はこういうの得意なんだ」とかで、改めて尊敬したり頼りにもなるし、普通に雑談しているだけでも面白いです。 ニッチなテーマで、こういうライブラリ出たよねとか、アップデートしてめちゃめちゃパフォーマンス良くなったよね、みたいな会話も結構あります。 何というか大学とかゼミのノリみたいな感覚で、楽しんでます。

インタビュー2

皆さんのキャリアパスは?

齊藤 モバイルアプリ開発を多く経験してきた中で、例えばどういったツールや言語を使えば、より目的を達成しやすいか、良い結果が生まれるかなど、自分の引き出しをどんどん増やして、お客様の要望に対する提案力を高めたいですね。

酒谷 僕は、データやエビデンスをベースにして、モノを作っていくということをもっと突き詰めたいと思っています。実験的に確かめたことをどうUIや機能に落とし込むか、デザイン的に妥当な部分とそうでない部分など、デザイナとコミュニケーションを取って、折り合いをうまくつけられるような、フレームワークみたいなものを見つけられれば良いなと思っています。

中村 マネジメントの仕事が増えてきましたが、まだまだエンジニアリングの仕事もしたいなという気持ちはありますね。 昔の3D技術に比べ、すごくリアルな表現ができるものに進化しているので、そういった新しい技術をもっと勉強して、業務に活かしたいな、エンジニアとして携わりたいなという気持ちは尽きないですね。

野田 私もマネジメントを任されることが増えてきたんですが、やはり最終的なモノとしてのデザインを、うまく実装側と折り合いをつけてプロジェクトを進めるところをやっていきたいです。作ったデザインデータを実装側に落とし込むところが連携として難しく、そこの評価は今後もやっていきたいなと思っています。

こんな方はぜひエスディーテックに!

中村 新しいことにチャレンジするのに、物怖じしない人はありがたいですね。 結構、最初聞いたときは「簡単にできそうな案件だ」って思っていたら、全然そんなことなかったっていうことも多々ありまして。 そんなときに、新しい分野に自ら進んでいかなきゃいけないこともあると思うんです。そこで「あ、僕じゃ無理です」ではなくて、「やらせてください!」と言える人の方がいいかなって思います。

齊藤 僕は入社する前はc言語を主に使っていましたが、入社時の希望通り、モバイルアプリの開発を担当させてもらえることになりました。FlutterやReact Nativeなどを使って開発することになり、最初はそういった技術を勉強してキャッチアップしていくのがすごい大変でしたけれど、やっていくにつれて、自分でもだんだん力がついてきたなっていう実感があります。

野田 デザイン観点を持っている、あるいは身に付けたいっていうのも重要かなと。 さっきお話したアニメーションをやるにして、エンジニアだけだったとしても、デザイン観点を持って作るのって、かなり大切な気がしています。 ツールを作るにしても、どう使われたらいいだろうとか、どう作ると入力ミスを防げるだろうっていう観点を持ってないと、モノとしてはできたとしても、使いづらかったり使えないんじゃ意味がない。 デザインでこう作れば入力しやすいとか、そういう観点を持つことは重要かなと思います。

中村 デザイナとかなり距離が近いんで、デザイン面にも興味あるエンジニアがいたらぜひ。デザインが分かるエンジニアは武器になると思います!

酒谷 機械学習を扱っている会社はたくさんありますが、機械学習エンジニアでデザイナと一緒に仕事できる会社っていうのはなかなか少ないと思いますね。そこに興味ある方はぜひ入ってきてほしい! 性能を上げて安全なものを作る、だけではなくて、ユーザー体験ベースでAIをデザインできる、ユーザーが安心や楽しいと感じるというところも考える、こういうUXにするんだったら中身のコアのモデルはこういった振る舞いをするべきだよね、っていう提案をするには、デザイナも揃わないとできないかな。

齊藤 エンジニアの中でも、デザイン面に興味があるとか、もっといいUIにしたいと思ってるエンジニアやプログラマは多分たくさんいると思うんですね。 sdtechには間違いなくそういう理解があるので、エンジニアからもっとこうした方がデザイン的に良いとか、UI/UX的に良くなるんじゃないかっていう提案は、デザイナとしてもウェルカムな雰囲気があるし、それがsdtechの良いところかなと思います。なので、いろんなエンジニアリングももちろんですが、デザインにも興味があったり情熱を持ってる人だったら、すごくおすすめできます!

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