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Works
高精細 空中ディスプレイのデモコンテンツをデザイン開発
Client
:
京セラ株式会社
Annual
:
2024年
Services
:
UX・UIデザイン, グラフィックス制作, ソフトウェア設計コンサル, ソフトウェア開発, デザインコンサル
OUTLINE
エスディーテックは、京セラ株式会社(以下「京セラ」)の「高精細 空中ディスプレイ」に表示されるデモコンテンツ開発に協力し、映像デザイン及びソフトウェア実装を担当しました。
「高精細 空中ディスプレイ」は京セラの製品で、映像を光学的に空中結像する次世代の表示装置です。

CONCEPT
この製品には非接触で衛生的な UI を提供するという社会的な使命があります。
具体的な利用シーンを想定したデモとしては公共施設の案内板や玄関受付などが想像しやすいでしょう。
しかし、今回一連の取り 組みでは 3Dで描画された生き物や炎に触れながら鑑賞するという少し尖ったシナリオに仕立てました。
非接触はこの製品の一側面に過ぎません。
映像が空中にあることの根源的な意味とは何か。
情報側がユーザーに優しく歩み寄るようなたたずまい。
高精細さがもたらす実在の濃さ、生命感。
そうした新しい情報提示の可能性を想起させるデモンストレーションを目指しています。
映像の表現力を高めるために、3Dはリアルタイム描画で物理ベースの光学シミュレーションを採用しました。
2022年版の「金魚」は見る角度によって鱗のきらめきが変化し、指で触れる度にAI制御された繊細な動きで答えます。
2023年版の「焚き火」は幾多の粒子を重ねることで即応性を高めたものです。
そこにあるだけで美しく、手で直接触れると多彩に反応するインタラクティブアート的な作品です。
