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こんにちは、エスディーテック機械学習エンジニアの酒谷です。
先日、機械学習・ベイズ推論のオンライン社内勉強会第3弾が開催されました!
「その2」で予告された通り、「試験を受けた回数が異なる場合に、結果を公正に比較するにはどうすればよいか」という問題にベイズ推論の枠組みで取り組みました!
今回も、機械学習エンジニアのKさんと、デザイナーのTさんによる対話形式で進みました。
前回から引き続き、コイントスを題材として、コインごとの表が出る確率をデータから評価する方法を検討しました。
前回までは、それぞれのコインに対して表が出る確率を個別に推論していました。しかし、この方法では、トスの回数がコインによって異なると、表が出る確率を公正に比較するのが難しいという課題がありました。
例えば、4回中4回表が出たコインの方が、38回中30回表が出たコインより表が出やすいコインだと評価されていました。
これは、試行回数による信頼性を考慮すると、公正な比較と言えるのでしょうか?
